地震に対する備え

ポイント
屋根の重さ
地震による家屋の揺れの大きさは、地震の強さの他に家屋の重心の位置にも大きく左右されます。
実際の揺れでは建物の上端になればなるほど遠心力が大きくなるため、重さの数倍以上の力が家屋に加わります。また屋根が重いと重心がどうしても高くなってしまうため、不安定になりやすく、揺れが増幅されます。
実際の揺れでは建物の上端になればなるほど遠心力が大きくなるため、重さの数倍以上の力が家屋に加わります。また屋根が重いと重心がどうしても高くなってしまうため、不安定になりやすく、揺れが増幅されます。
屋根材別の重さによる
重心位置と地震による揺れの違い


屋根材別の重さと耐震性の比較


揺れや揺れに伴う負荷は家屋への被害に直結します。軽量防災瓦の使用や適切な対策をすることで被害を軽減することができます。
また建築基準法においても、耐震性能が向上します。


記載の地震係数は屋根の種類(瓦屋根もしくはそれ以外)によって各等級を取得するための数値です。
