外壁の工事は、外壁塗装・外壁張り替え（サイディング工事）・部分補修とあり、工事の規模は、築年数や外壁の劣化具合などによって変わってきます。
塗装工事や張り替え工事を行う必要があるのか、補修工事で良いのか、壁の内部の劣化具合など、きちんと診断させていただきます。
外壁の経年劣化の進み方
外壁のメンテナンスがとても重要です。
外壁劣化の進み方や外壁の症状チェックを参考にし、
補修工事で良いのか、
それとも塗装工事や張り替え工事を行う必要があるのか
検討してみてください。
気になる症状がありましたらご相談ください。
外壁の経年劣化の進み方
- 塗膜の艶がなくなったり、色褪せが現れだす。
- 塗膜を守る樹脂が劣化しはじめ、
変色や色あせなどが始まる。 - チョーキング現象が起こり始め、
防水効果がなくなり汚れやコケやカビが発生しやすくなる。 - クラック現象やひび割れにより雨水が侵入する事で
下地に影響が出始めます。 - 外壁の目地コーキングの劣化によるひび割れで
下地を痛めます。 - 塗膜剥離がおこり始めると外壁を維持することがむずかしく、
急速に劣化が進みます。
確認してみてください。
コケ・カビ・変色
外壁の変色は紫外線にさらされることによる塗料の劣化が原因です。
コケ・カビが生える原因は、外壁塗装の劣化で防水性が損なわれた結果です。
コケが生えたところが劣化して、湿気を含んだ影響で腐食の原因にもなります。
コケはカビを発生させる原因にもなり、人体への影響もあるカビには気を付けましょう。
チョーキング現象
壁を触ると白い粉がつくのは、塗膜が劣化し、塗膜表面が粉状に消耗しているからです。放置するとどんどん劣化が進んでいくので、激しい劣化を避けるためにも、チョーキング現象が起こっていたら塗り替えを検討する時期です。
【洗浄作業】チョーキングが起きている外壁を高圧洗浄で洗い流していきます。
【下塗り】上塗り塗料を密着させるために、下塗り剤を塗っていき下地処理をしっかりと行います。
【中塗り】【上塗り】外壁の種類や既存の塗装状態、環境を考慮して塗料を選び塗装をします。
クラック現象
クラックとは外壁の表面にヒビ割れが出てくる劣化現象です。横方向のクラックは雨が入りやすいので注意が必要です。横方向のクラックが出ている場合は、雨漏りしていないか業者に確認してもらうことをオススメします。
どの程度のクラックかによって補修方法が決まってきます。
目地の劣化
コーキングの耐用年数は、立地環境によって違いますが、5年～10年ほどで少しずつ劣化が始まります。ひび割れ・剥離等を放置すると、目地の隙間から徐々に雨水が侵入し腐敗の原因になります。
既存のコーキングを全て撤去したあとに、新しく充填する打ち替えと、コーキング材を上から足して補修する打ち増しがあります。
部位や劣化状態により判断しますが、ほとんどの場合、目地の補修工事は打ち替えで行われます。
サビの発生
鉄部の外壁のサビは、経年劣化やひび割れが生じ、防水性能が弱まった状態で鉄部が水の影響を受けるため、サビが出来てしまいます。早め早めの塗り替えが必要です。外壁塗装の場合サビが出来てしまうのはもらいサビが原因の場合があります。
サビが発生してしまうと、ケレン作業と塗装を行います。
また、部分補修は工事をした部分だけ補修の跡が目立ってしまうこともあるので、部分補修にとらわれず、状態を診て判断し適切な工事方法をお勧めします。
部分補修のご相談はお気軽にお問い合わせください。
外装塗装
外壁は雨風や紫外線の影響により、どうしても傷んできます。
外壁塗装は、見栄えを良くして住まいの寿命を長くするだけではなく、生活環境を快適にする効果もあります。
塗装に使用されている塗料の耐用年数や建物の立地条件などによって差はありますが、
およそ10年前後が塗り替えごろです、長く快適に住んでいただきたいから、定期的な塗り替えをお勧めします。
外壁塗装のメリット
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住まいの寿命をのばし、美観の維持
定期的に塗装をすることで最大のメリットは住まいの寿命を延ばし、自然環境による劣化を防ぐことです。
住まいの美しさも維持できます。 -
紫外線から家を保護する
塗料には耐候性という紫外線に対する保護機能があり、
太陽光による影響から住まいを守ります。 -
防水効果
ひび割れや塗料が剥がれることによる、
雨水の侵入や湿気による痛みから守ります。 -
断熱効果
寒い日には外気を遮断して、
暑い日には屋内の温度が上昇するのを防ぎます。 -
遮熱効果
直射日光などによる光を反射させる事で
外壁面の温度の上昇をおさえてくれます。 -
遮音効果
防音性が高い塗料を使うことにより、
遮音性の効果があります。
外壁塗装の流れ
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① 足場の架設・養生
足場を組み、塗料の飛散を防ぐ養生シートを設置します。
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② 下地補修・清掃
ひび割れを埋めたり、不要な塗膜を取り除き塗装表面を整えます。
高圧水洗いを行うこともあります。 -
③ 外壁の塗装
必要に応じて防水・防腐の下処理を行い、下塗り・中塗り・上塗りと3段階の塗装を行いま す。
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④ 鉄部・木部の塗装
塗装場所に応じて塗料や道具を使い分け、細部まで丁寧に仕上げます。
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⑤ 完成
足場を外し、修正を清掃して完了となります。
コストパフォーマンスに優れ、外壁塗装で多く用いられる塗料。
汚れにくく色落ちに強いだけでなく、耐水性や耐汚性、耐候性、
暴藻性に優れた塗料です。戸建ての塗替えに多く用いられる人気の塗料です。
日本の宇宙ロケット開発技術を応用して、生活にも役立てられるよう塗装で断熱が出来る『断熱セラミック ガイナ』を開発しました。特殊セラミックを塗料化した、塗布タイプの断熱・遮熱材で、省エネ効果が期待できる塗料です。
お気軽にご相談ください！
外壁カバー工法
【 サイディング工事】
外壁カバー工法は、使用する外壁材が大きく２種類。
「窯業系サイディング」と「金属系サイディング」とあります。
金属サイディングは、柄付けされた金属板と断熱効果のある裏打材によって構成された外壁材です。
既存の壁をそのままに、重ねて葺き替えできるので外壁リフォームにも最適です。素材も多様でデザイン性もあり、メンテナンスの手間もあまりかからず、軽量で耐震性・耐久性・断熱性に優れ、省エネ効果があります。
東洋建設で、オススメしている金属サイディングをご紹介しています。
(ラングロン)
耐食性に優れたガルバリウム鋼板
はる一番
美しさを保つ遮熱性フッ素焼き
